倉吉の夏を彩る「倉吉打吹まつり」が3日夕、同市の倉吉銀座通りを主会場に開幕した。巨大な怪獣「牛鬼」と粋な女みこし、打吹童子ばやしお祭り隊パレードなどで盛り上げ、夜には伝統のみつぼし踊りが行われた。
祭りは午後4時半、打吹太鼓の勇壮な演奏で開幕。実行委員長の広田一恭倉吉市長は「県内3市の大きな祭りの先陣を切って打吹まつりが開幕する。この活気をまちづくりに生かしていきたい」とあいさつした。
通りでは、今年も愛媛県宇和島市から「津島牛鬼会」のメンバーが駆け付け、倉吉牛鬼会とともに紅白の牛鬼を巡行。打吹童子ばやしお祭り隊や女みこしが練り歩き、沿道には大勢の市民が繰り出して見物した。
日が沈む頃には22チーム、約950人が参加して伝統のみつぼし踊りがスタート。日本海ケーブルネットワークが生中継した。
4日夕からは天神川河川敷飛天夢広場に会場を移し、フリーパフォーマンスイベントの「WASSO(ワッソ)」や屋台が並ぶ楽市楽座、花火大会が繰り広げられる。