【戦後80年】善良な父、残虐空爆なぜ

米男性、遺品から映画製作 戦争の不条理問う

  •  米ニューヨーク州で自作映画「しがみつき、燃え続ける―名古屋を消す―(邦題)」を上映したボブ・フレミングさん(左)=2023年(本人提供)
  •  ボブ・フレミングさんが父の遺品の中から見つけた爆撃任務の記録。32回の飛行の日時や目標地が書かれている
  •  ボブ・フレミングさんが父の遺品の中から見つけた写真。爆撃機のレーダーが名古屋市上空に照準を合わせている(本人提供)

 「戦争に勝てば明らかに不道徳な行いが許されてしまうのはなぜだろう」。米ニューヨーク州在住の芸術家ボブ・フレミングさん(75)が、太平洋戦争中に名古屋市などへの空爆に従事した元米兵の父の遺品を見つけた...

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