人材流出に悩む和倉温泉、再起を目指す輪島塗は豪雨で再び「悪夢」を見た

同業の支援受ける酒蔵は「技術学ぶチャンス」【能登半島地震・なりわい再建(上)】

  •  大規模な改修工事が進む和倉温泉の旅館=石川県七尾市
  •  人通りがまばらな和倉温泉の温泉街。屋根にブルーシートが残ったままの建物も見られる
  •  休業が続く和倉温泉の老舗旅館「加賀屋」。地面には被災の爪痕が残る
  •  再度移転した仮設工房で沈金の図案を描く藤野孝一郎さん
  •  豪雨被害が残る1軒目の仮設工房=石川県輪島市

 能登半島有数の観光地である石川県七尾市の和倉温泉。昨年の元日に起きた地震から1年以上が過ぎた今も観光客の受け入れを再開できた旅館は4軒と、全21軒の2割弱にとどまる。建物修理だけでなく防火設備の復旧...

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