大相撲の西十両8枚目、落合関(19)=本名落合哲也、鳥取県出身、宮城野部屋=が名古屋場所(7月9日初日・ドルフィンズアリーナ)からしこ名を「伯桜鵬(はくおうほう)」に改名することが29日、関係者の話で分かった。夏場所では14勝1敗と大活躍し、幕下付け出しでは2013年秋場所の遠藤と並び、昭和以降最速の所要3場所での新入幕が決定的となっている。
新しいしこ名は、現在の鳥取県の旧名である「伯耆国」の「伯」、同じ倉吉市出身の元横綱琴桜をたたえた相撲大会で自身も出場経験のある「桜ずもう」の「桜」、師匠の宮城野親方(元横綱白鵬)の「鵬」を組み合わせたという。
しこ名を巡り、落合関は1月の初場所後の新十両昇進会見で「しばらくは『落合』でいこうと師匠と話した」と語り、本名への愛着を強調した上で「闘っていく上でしこ名を頂きたいという思いは強い」と希望していた。宮城野親方は「皆さんが『おおっ』と言うしこ名をつけたい」と話していた。