「それ鳥取和牛やないか！」－。吉本興業の公式ユーチューブチャンネルで、所属の人気お笑いコンビ「ミルクボーイ」が鳥取県産品の魅力を紹介している。人気コンビの発信力で特産品や県の認知度を高め「それ鳥取やないか！」となる日も近いか。
動画では、同コンビおなじみの「うちのオカンが○○の名前を忘れた」から始まるネタに乗せて県産品を紹介する。“オカンが忘れた県産ブランド”は「鳥取和牛」「星空舞」「松葉ガニ」の３品で、それぞれ３分前後にまとめられている。
「鳥取和牛」では、２０１７年全国和牛能力共進会の７区・肉質部門で１位に輝いたことなどを紹介。「ほな鳥取和牛やないか」と特定する一方で、「鳥取和牛のゆるキャラがかわいい」という話題が出ると一転して否定。「真っ黒ででかくて、子どもたちが泣いて逃げることもある」と自虐要素で笑いを誘う。
各動画は特産品のほか、鳥取の観光トピックや「カネはないがカニはある」といった平井伸治知事の“キャッチコピー”もネタに織り交ぜて紹介している。
動画は特産品のＰＲに向け、県関西本部が吉本興業に協力を依頼し実現した。県販路拡大・輸出促進課は、県産品は関西圏に比べ首都圏で浸透不足と指摘し「人気芸人さんにＰＲしてもらうことで、少しでも多くの方に知っていただけたら」と期待を寄せている。
