#2025鳥取県美 -先進施設に学ぶ- (6)金沢21世紀美術館(金沢市広坂1丁目) 2023年06月25日 くらし・文化 文化 石川県の県都、金沢市。市内きっての繁華街、香林坊から金沢城、兼六園に向かう上り坂の百万石通り周辺には、美術館や工芸館などの文化施設が集積する。そのうちの一つ、金沢21世紀美術館(同市広坂1丁目)は円形の特徴的な外観から「まるびぃ」として市民に親しまれている。美術館と交流拠点の二つの顔を持つ同美術館はいつも大勢の人でにぎわい、公園のような美術館となっている。 残り 2516 文字 このページは会員限定コンテンツです。 会員登録すると続きをご覧いただけます。 無料会員に登録する 会員プランを見る 会員登録済みの方 ログインする この機能はプレミアム会員限定です。 クリップした記事でチェック! あなただけのクリップした記事が作れます。 プレミアム会員に登録する ログインの方はこちら
#2025鳥取県美 -先進施設に学ぶ- (記事一覧へ) 2025年春に予定する鳥取県立美術館の開館まで約2年となった。着工寸前での凍結、ゼロベースからの再検討、立地を巡る綱引き…。都道府県単位の美術館としては全国でほぼ最後に建設され、開館は県民の悲願と言える。ただ、いまだに「どんな美術館になるか分からない」との県民の声は多い。他の都道府県の公立美術館の運営や展示、地域との関わりなどを取材する企画「#(ハッシュタグ)2025鳥取県美~先進施設に学ぶ」を月1回掲載し、約63億円の投資効果に見合う「公共財としての美術館の役割」とは何かを探る。