夏休みを控え、鳥取県の観光をPRする催し「まるごととっとり夏あそびin OSAKA」(鳥取県、週刊大阪日日新聞社主催、新日本海新聞社大阪本社特別後援)が24日、門真市の複合商業施設「ららぽーと門真・三井アウトレットパーク大阪門真」で開かれた。館内では旬を迎えた大玉のスイカやブランド米「星空舞」のおにぎりが振る舞われたほか、ご当地の伝統芸能の実演もあり、家族連れらで終日にぎわった。
同施設は今春にオープンしたばかりで、大阪市鶴見区で開かれていた初夏恒例の催しを、そのまま会場を移して初開催。吹き抜けの構造が特徴的なセンターコートでは、切り分けたスイカやおにぎりの試食会のほか、「しゃんしゃん傘踊り」や「麒麟獅子(きりんじし)舞」といった伝統の祭りも披露した。
午前10時半からのオープニングには、同県の平井伸治知事がスイカ柄のネクタイ姿で登場。旬のスイカやイワガキを紹介したほか、新施設を取り上げて「鳥取は『ららぽーと』はないが、『ぼーっと』できる」とおどけて会場の笑いを誘うと、最後は「砂丘ある鳥取県へさっきゅう(早急)に来てください。おいしいものとっとりまーす」と持ち前の駄じゃれで締めくくった。