公民館などで物作り教室を展開する作家2人による作品展が、若桜郷土文化の里たくみの館(若桜町屋堂羅)で開かれている。カラフルなガラス玉や油絵の展示のほか、敷地内の三百田氏住宅でガラスランプを使った「灯(あか)り展」が同時開催され、来場者を楽しませている。7月2日まで。
作品展を開いているのは、アトリエ「ものづくり市場」(鳥取市若葉台)の中島淳子代表(54)と、工房「Glass works negy(グラス・ワークスネギー)」(同市新)の石井博文代表(71)。
中島代表は、夜空や花畑をかける列車や家族の私物、天体などをモチーフにした油絵39点を披露した。エネルギッシュな色使いが印象的だ。
一方、石井代表は、色つきのガラス棒を熱して作るとんぼ玉に加え、ガラスランプを23点展示。伝統的な古民家で、瑠璃色の六角灯やオレンジ色のランプが幻想的に輝き、人々の心を引いている。