20回の節目に力作ずらり 鳥取で墨鳥会書展

 鳥取県東部を中心に活動する書道グループ「墨鳥会」の書展が、鳥取市片原1丁目の中電ふれあいホールで開かれている。さまざまな書体で書かれた個性あふれる作品が並び、来場者の目を引いている。17日まで。

 同会は2年ごとに書道展を開いており、今展で20回目の開催。指導・監修した松村博峰さんや会員17人が約35点を出展するほか、節目を記念して、創立時から同会を支えてきた森反東鶴さん(同会名誉会長)と岡田契雪さん(同会顧問)の遺作も披露した。

 会場には、漢詩を基に書いた横53センチ、縦225センチの大作、種田山頭火や正岡子規の句を漢字かな交じりの調和体で書いた小作品など会員らの力作がずらり。日本教育書道研究会の競書本も展示されている。

 会長の朝倉博翠さんは、「多様な書体の作品が鑑賞できる。自由に作品を楽しんでほしい」と話した。

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