【東京ウオッチ】傑作バレエ、世界一線の日本人ダンサーが魅せる―吉山シャールルイさん、ローラン・プティのガラ公演で

いまのTokyoをつかむイベント情報(22日~31日)

  •  「ローラン・プティ オマージュ『INFINITY プレミアム・バレエ・ガラ 2023』」でプティの傑作「アルルの女」の主人公を演じる、スイスのチューリヒ・バレエ最高位ダンサーの吉山シャールルイさん((C)Yumiko Inoue)(提供写真)
  •  スイスのチューリヒ・バレエ最高位ダンサーの吉山シャールルイさん((C)Amitava sarkar)(提供写真)
  •  ワシリー・カンディンスキーの作品「スウィング」1925年 Photo:Tate(提供写真)
  •  ケリス・ウィン・エヴァンス「‘Lettre a Hermann Scherchen’from ‘Gravesaner Blatter6’from Iannis Xenakis to Hermann Scherchen(1956)」2006年 ((C)Cerith Wyn Evans Photo credits:Courtesy of the artist and White Cube,London)
  •  緑に囲まれた屋外ラウンジで楽しめる、爽やかな味の日本酒や家族向けの料理=2023年7月、東京・赤坂(提供写真)

 ◎今週の一推しイベント

 【31日(月)】

 ▽「ローラン・プティ オマージュ『INFINITY プレミアム・バレエ・ガラ 2023』」(19時、新宿区・新宿文化センター)

 バレエ界の巨匠でフランスの振付家の故ローラン・プティさんに敬意をささげる公演が、新宿で開催される。国内外の第一線級の日本人ダンサーが集結、プティ作品を中心に古典から現代バレエまで披露する。

 スイスのチューリヒ・バレエ最高位ダンサーの吉山シャールルイさんがプティの傑作「アルルの女」の主人公を演じるのも話題だ。静岡出身でフランス人の父と日本人の母を持つ。15歳でバレエ留学のため渡英し、2007年ローザンヌ国際バレエコンクールでコンテンポラリー賞を受賞。16年に米国の名門ヒューストン・バレエのプリンシパルに昇格した。

 本公演の稽古場では、アルルの闘牛場で見た女に引かれた男の繊細と狂気を表す難しさを感じているという。芸術監督は元バレエダンサーで俳優の草刈民代さん。吉山さんは「草刈さんのような熱意で踊り手に接する芸術監督は世界でもまれ」「これほどのレベルの日本人ダンサーたちが集まる機会はめったにない。最高の舞台になると思う」と...

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