春入校消防士14人 情報の活用法学ぶ 県消防学校で新聞講座

 日本海新聞の「社会人のための新聞講座」が19日、米子市流通町の県消防学校で開かれ、東部・中部・西部の3消防局から4月に入校した消防士14人が新聞の読み方や情報の活用の仕方について学んだ。

 新日本海新聞社西部本社読者センターの三島義之記者が講師を務めた。三島記者は新聞とインターネットの違いを解説し、「インターネットは速報性がある一方、関心のある情報ばかりに偏重しがち。利用する際は情報を見極める目が大切」とメディアリテラシーの重要性を強調した。

 3グループに分かれたワークショップでは、それぞれが関心を持った新聞記事で1ページの新聞を作成し、それを基に「1分間プレゼンテーション」を行った。県内関連の記事でまとめたグループは、自らボランティアで参加した全日本トライアスロン皆生大会や大相撲で活躍する伯桜鵬の記事などを「地域の誇り」などと取り上げてアピールした。

 東部消防局の相本聡輝さん(22)は「新聞の読み方だけでなく、限られた時間内に自分の思いを伝えることの大切さや、文字に触れることの重要性を学ぶことができた」と話した。

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