米子高(米子市橋本)が取り組む市文化ホール多目的広場の草花植栽活動が今年で10年目を迎えたことを記念し、市は同校へ感謝状を贈った。
植栽活動は花壇装飾に関する知識、技術の習得と地域貢献への意識高揚を目的に、草花の授業を選択する2年生が2015年から実施。今年は生徒15人が春と秋の2回、授業で栽培した花を花壇やプランターに植え付けたほか、追肥や枯れた花の摘み取りなど花壇の管理も行っている。
市役所であった贈呈式で伊木隆司市長は「10年続いてきた活動が定着し、文化ホールの辺りを歩くと色とりどりの花々に気持ちが明るくなる」と感謝を伝え、代表生徒6人に感謝状と記念品を手渡した。生徒からは、お礼として寄せ植え2鉢が贈られた。
浜辺栞和さん(17)は「地域の方々に喜んでもらえるのはうれしいし、活動を誇りに思っている。今後も地域に貢献できるよう頑張っていきたい」と話した。