鳥取市の鳥取城跡周辺一帯の観光スポットづくりに取り組む、同市職員の有志の会、山の手通り活性化研究会(平井圭介代表)が、城跡を囲むお堀端の除草活動に励んだ。
同会では半年に1度、堀端周辺の清掃のほか、お堀端に立つ、戦国武将吉川経家の銅像のすす払いなどを行っている。
この日は、同市東町1丁目の市武道館周辺の歩道や堀の草取りを実施。参加者は早朝から、約150メートルの範囲の草を手際よく刈ったり、水路の石垣から生えた雑草を抜いたりして、汗を流した。
同会によると、45リットルのごみ袋7袋分の雑草が集まったという。同会の平井代表は「夏から秋にかけて城跡周辺ではイベントが多く開かれる。訪れる市民や観光客の皆さんに、気持ちよく過ごしてもらいたい」と話した。