日本海新聞「夏休み親子新聞スクラップ教室」が29日、鳥取市富安2丁目の新日本海新聞社本社と米子市両三柳の西部本社の2会場で行われた。参加した親子らは、事前に切り抜いてきた記事や写真、会場で提供された新聞を切り抜いて台紙に貼り、思い思いにレイアウト。夏休みにふさわしい子どもらしい発想の内容もあり、参加者の関心を引いていた。
新聞スクラップを通じて新聞に親しみ、親子間のコミュニケーションを楽しんでもらおうと企画。4年ぶりの開催となり、2会場で計8組の親子が参加した。
このうち、鳥取本社では、新聞制作の動画を視聴してレイアウトの説明などを聞き制作。親子で話し合いながら、記事の配置やコメント、飾りなどを考えて貼り付けていった。観光スポットや料理、食べ物などを取り上げ、どの紙面も個性あふれる出来栄えになった。
同市若葉台南2丁目の田中蒼士郎君(6)は「楽しかった。砂丘の砂で作ったサンシャインの記事を選んだ」と満足そうに話した。