高峰の恵み 甘酸っぱく 氷ノ山夏イチゴ、続々収穫

 若桜町※米(つくよね)のわかさ氷ノ山スキー場で、オフシーズンを活用して生産する特産の夏イチゴが旬を迎えた。標高900メートルの冷涼な気候と、高峰ならではの寒暖差を生かして作られた甘酸っぱい味わいが魅力で、洋菓子店などで重宝されている。

 スキー場を経営する若桜観光の山根政彦代表(61)が、12年ほど前から栽培を開始。現在は同町内の2戸が生産に取り組んでいる。今年は連日の暑さで収穫量に影響が出たものの、真っ赤にうれたイチゴが旬を迎え、7月中旬ごろから収穫が始まった。

 山根代表は約10アールのゲレンデで2種類のイチゴの栽培に励んでおり、「一粒一粒の品質は申し分ない出来。ビタミン豊富で夏バテ防止にもぴったり。ぜひ味わってほしい」と話した。
 夏イチゴは10月半ばごろまで収穫できるという。

 ※は券の刀が旧

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