「第43回日本海駅伝競走大会」(鳥取陸上競技協会、新日本海新聞社主催、倉吉市、湯梨浜町、三朝町、大山乳業農業協同組合特別協賛)と「南部忠平杯第38回くらよし女子駅伝競走大会」(倉吉市、鳥取陸上競技協会、新日本海新聞社主催、バルコス特別協賛)が10月1日、鳥取県倉吉市の市営陸上競技場を発着点に行われる。「くらよし女子」が午前10時、男子の「日本海」が正午にそれぞれスタートする。
高校駅伝シーズン到来を告げ、師走に開催される全国高校駅伝の前哨戦。競技場への一般入場や沿道での声出し応援の解禁など、4年ぶりにコロナ関連の規制なく実施される。くらよし女子(5区間、計21・0975キロ)に62チーム(県外57、県内5)、日本海(7区間、計42・195キロ)には昨年の全国高校駅伝を制した倉敷(岡山県)など105チーム(県外98、県内7)がエントリー(オープン参加含む)している。
30日は倉吉体育文化会館で監督会議が開かれ、広田一恭倉吉市長が「多くの住民がこぞって沿道に出て応援する。素晴らしいレースを期待する」と激励。選手らはコースを試走するなど、本番に向けた最後の調整にあたった。
くらよし女子初出場の西城陽(京都府)で3区を走る竹内茜さん(15)=1年=は「緊張もあるが、力を出し切ってたすきをつなぎたい」と健闘を誓い、日本海で1区を任される藤枝明誠A(静岡県)の木村隆晴さん(16)=2年=は「チームにいい流れをもたらすため、30分を切りたい」と意気込んだ。