米子西高制服セット×リカちゃん 創立120周年記念し製作

25年納品、予約受け付け 冬服には校章も

 米子西高(米子市大谷町)が2025年に創立120周年を迎えるのを記念し、同校の制服を着用した「制服オリジナルリカちゃん」が販売される。限定2千体で予約を受け付けている。

 制服オリジナルリカちゃんは、各校同窓会から依頼を受けて学校制服を着用したリカちゃんを製作するサービス。同窓会の総合サポートを行う企業「サラト」(兵庫県姫路市)が「若い世代の同窓生に興味を持ってもらえる企画や記念品があれば」と、07年にリカちゃんの発売元のタカラトミー(東京都)に製作委託して始まった。これまでに27都府県60校で採用されており、鳥取、島根両県の学校では初めてとなる。

 今回は同校同窓会「翠会」が企画。高さ22センチのリカちゃん、同校の夏服と冬服のセーラー服、スカート、ソックス、ローファー、スタンド各1個がセットになっている。冬服の背中部分の校章や、特徴的なネクタイの柄もリアルに再現されている。

 6980円(別途送料が必要)で、注文はインターネットで「米子西高校リカちゃん」と検索するか、受け付け専用電話(0120)982412で申し込む。納品は25年1月を予定している。

 同会の杉原美香副会長は「(全国的に)セーラー服はブレザーに移り変わりつつあるが、昔から『かわいい』と評判だった西高のセーラー服を残したかった。リカちゃんとして思い出とともに手元に残るのはとても良い」と話した。

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