民芸の街、魅力体感 鳥取駅周辺 街歩きイベント始まる

スタンプラリーや古本市

 民芸が生まれた街を歩き、地域の魅力を再発見するイベント「みんげいみっけ!」が7日、鳥取市の新鳥取駅前、太平線通りの両商店街周辺で始まった。スタンプラリーや古本市などに大勢の市民が訪れ、文化的な香りを体感した。

 「鳥取民芸」をテーマに毎年秋に開き、3回目。両商店街の振興組合と鳥取市、市文化財団が連携し、街歩きスタンプラリー(22日まで)▽旧吉田医院特別公開(同)▽100人100箱古本市(同)▽陶芸体験(21、22日)えきまえ屋台村(22日)-などを実施している。今回はNゲージ鉄道模型体験走行会(19~22日)や昔の写真パネル展(14~22日)も新たに企画した。

 同市栄町のまるもビルでは古本市があり、約100個の段ボール箱に入った古本がずらりと並んだ。出品者が1箱に収まるように売りたい本を詰め、価格を自由に決めるというルールで、多くの家族連れが掘り出し物を探しに訪れた。

 児童書などを選んだ岩美町の女性(56)は「目当ての本が安く買えてうれしい。民芸館通りは車で通ることが多いが、歩いてみると面白い店があると気付いた」と話していた。

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