【東京ウオッチ】現在から過去、伝説を一望する―渋谷パルコで広告展開催

いまのTokyoをつかむイベント情報(25日~12月3日)

  •  パルコ広告展で紹介されている広告ポスター=東京・渋谷パルコ(提供写真)
  •  パルコの広告作品を紹介する展覧会場の入り口=東京・渋谷パルコ(提供写真)
  •  KAIHO(快歩)さんの展示作品を紹介するキャラクターの「Noel」(中央)=東京・渋谷(提供写真)
  •  「渋谷のラジオ」の番組に出演する(右から)パーソナリティーの堤信子さん、木原誠太郎さん、ゲストの重藤瑠衣さん、ボランティアディレクターの折井航平さん=東京・渋谷(提供写真)
  •  宮下公園に飾られたクリスマスツリー=東京・渋谷(提供写真)

 ◎「渋谷半世紀」 Shibuyaカルチャー最前線

 【25日(土)】

 ▽「『パルコを広告する』1969―2023 パルコ広告展」(~12月4日、渋谷区・渋谷パルコ PARCO MUSEUM TOKYO、入場無料)

 パルコの広告クリエーティブを一望する展覧会が、開業から半世紀を迎えた渋谷パルコで開かれている。

 現在から過去をたどる構成。「アート/2000年以降」「渋谷/1990年代」「広告/80年代」「予言/70年代」の四つのキーワードと年代で分け、広告ポスターやCM画像を紹介する。

 糸井重里さんの伝説的コピー「狩人か。旅人か。」、箭内道彦さんが人気シンガー木村カエラさんを起用した「PARCO SAYS,」など、時代を反映しつつ広告の域を超えた迫力やアート性が伝わる。初監督作品を撮る前のソフィア・コッポラさんが写真家として参加した広告も。

 90年代は歌手の野宮真貴さんと哲学者の千葉雅也さん、70年代は社会学者の上野千鶴子さんとテキストレーターのはらだ有彩さん―など斬新な組み合わせのゲストキュレーターたちが、展示作品を厳選。

 パルコ宣伝部長の手塚千尋さんは「代表的な広告とその歴史を通して時...

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