◎「渋谷半世紀」 Shibuyaカルチャー最前線
【25日(土)】
▽「『パルコを広告する』1969―2023 パルコ広告展」(~12月4日、渋谷区・渋谷パルコ PARCO MUSEUM TOKYO、入場無料)
パルコの広告クリエーティブを一望する展覧会が、開業から半世紀を迎えた渋谷パルコで開かれている。
現在から過去をたどる構成。「アート/2000年以降」「渋谷/1990年代」「広告/80年代」「予言/70年代」の四つのキーワードと年代で分け、広告ポスターやCM画像を紹介する。
糸井重里さんの伝説的コピー「狩人か。旅人か。」、箭内道彦さんが人気シンガー木村カエラさんを起用した「PARCO SAYS,」など、時代を反映しつつ広告の域を超えた迫力やアート性が伝わる。初監督作品を撮る前のソフィア・コッポラさんが写真家として参加した広告も。
90年代は歌手の野宮真貴さんと哲学者の千葉雅也さん、70年代は社会学者の上野千鶴子さんとテキストレーターのはらだ有彩さん―など斬新な組み合わせのゲストキュレーターたちが、展示作品を厳選。
パルコ宣伝部長の手塚千尋さんは「代表的な広告とその歴史を通して時...