日本サウナ学会の総会に合わせ、会場近くにある皆生海浜公園(米子市皆生温泉4丁目)で25日、市民らにサウナを体験してもらう「サウナフェス」が始まった。参加者は鳥取県産の木材を使って組み立てられたサウナの体験や、地元の食による「サウナ飯(サ飯)」などを堪能した。26日まで。
同学会や県、米子市などでつくる実行委が開いた。
体験スペースには智頭杉を使った円形のバレルサウナや、県内で生産された直交集成材(CLT)で組み立てられたサウナ小屋などが並び、利用者がそれぞれを巡って体を温めていた。
米子市から訪れた会社員の伊藤聡さん(21)は「普段はサウナを利用しないが、熱さを体験した後の外気浴が気持ちよく新鮮だった」と話した。
会場には、サウナとセットで楽しんでもらう食のブースや、県内外で製造されたサウナグッズを販売するコーナーなどが設けられ、家族連れなどでにぎわった。