「記者のしおり」・吉田寛著・「デジタルゲーム研究」

学術的な、時に感情的な

  •  「デジタルゲーム研究」

 ドゥルーズが映画を、アドルノが音楽を論じたように。ビデオゲームが深い思索によって語られ、芸術の一ジャンルとして批評の対象となったことを高らかに宣言するような、待望の一書だ。

 まず第1章「スクロール」...

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