大阪万博、500日前にこの状態で本当に開催できるのか(後編)

「万博は儲かるという意識を捨てる」「熱狂は期待すべきではない」…関係者に聞かせたい、専門家2人の貴重な提言

  •  1970年大阪万博の会場の様子。「大屋根」を「太陽の塔」が突き破るデザイン=大阪府提供
  •  当時最多の77カ国が参加した1970年大阪万博=1970年9月、大阪府吹田市
  •  インタビューに答える京都大の佐野真由子教授=11月9日、京都市
  •  インタビューに答える、会場運営プロデューサーの石川勝氏=11月15日、東京都
  •  「月の石」をひと目見ようとアメリカ館に押しかけた来場者たち=1970年3月、大阪府吹田市

 開幕まで500日を切った2025年大阪万博は「経済効果2兆円」や「大阪・関西の成長戦略の柱」といった、経済的側面ばかりが盛んに強調されている。一方で、テーマに掲げる「いのち輝く未来社会のデザイン」で...

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