韓国の首都圏一極集中、地方は「消滅地域」の危機に現実味

子育てなど支援充実で出生率の増加も

  •  釜山市内の国際通り近くでは、空き家となり賃貸に出されている店舗が目についた=5月、韓国・釜山
  •  華川郡内にある産後ケア施設「チョリウォン」で、女児を抱く李☆(王ヘンに民)秀。入所する母親よりも職員の数が多く、細かい対応が可能という=2023年9月14日
  •  独自の子育てや教育支援策について説明する華川郡守の崔文洵。財政負担は大きいが「華川に誇りを持つ人材を育てたい」と意気込む=2023年9月14日
  •  インタビューに答える韓国・明知大の林承彬教授=2023年9月6日、ソウル

 2014年に日本で出版され、韓国で話題となった本がある。元総務相で岩手県知事も務めた増田寛也による「地方消滅」だ。民間の研究組織「日本創成会議」での議論をもとに、東京への一極集中によって、全国の自治...

残り 3112 文字
このページは会員限定コンテンツです。
会員登録すると続きをご覧いただけます。
無料会員に登録する
会員プランを見る
会員登録済みの方
この機能はプレミアム会員限定です。
クリップした記事でチェック!
あなただけのクリップした記事が作れます。
プレミアム会員に登録する ログインの方はこちら

トップニュース

同じカテゴリーの記事