【政治改革】選挙制度改革の残像(11)執行部に権力、腐敗の温床

政策が似たり寄ったりに 立憲民主党参院議員 辻元清美

  •  インタビューに答える辻元清美氏。「選挙で衆参の両方を圧倒的多数で1回取られちゃうと、政権交代はもう起こせないくらい強い与党がさらに強くなっていく側面が小選挙区制にはあります」=参院議員会館、2023年10月
  •  社民党の土井たか子さんと記者会見に臨む辻元清美さん(左上)、自社さ連立内閣の発足で握手を交わす(左から)新党さきがけの武村正義代表、社会党委員長の村山富市首相、自民党の河野洋平総裁=肩書はいずれも当時=(右上)、女性議員増に向け記者会見する辻元さん(下)のコラージュ
  •  インタビューに答える辻元氏=参院議員会館
  •  2022年の参院選で、有権者に支持を訴える辻元清美氏=同年6月、大阪府高槻市
  •  参院予算委員会に臨む立憲民主党の辻元清美氏(中央)と岸田首相=2023年11月

 2022年の参院選比例代表で立憲民主党から当選した辻元清美氏は、衆院に小選挙区比例代表並立制が導入された最初の選挙で社民党から当選を果たした。鋭い舌鋒(ぜっぽう)で自民党と対峙(たいじ)してきた彼女...

残り 2635 文字
このページは会員限定コンテンツです。
会員登録すると続きをご覧いただけます。
無料会員に登録する
会員プランを見る
会員登録済みの方
この機能はプレミアム会員限定です。
クリップした記事でチェック!
あなただけのクリップした記事が作れます。
プレミアム会員に登録する ログインの方はこちら

トップニュース

同じカテゴリーの記事