【政治改革】選挙制度改革の残像(12)解散せず改革実現を決断

政権交代で一国変わる  元首相 細川護熙

  •  「政治改革も断行し、政権交代可能な政治システムをつくり上げなければならない、と強く思っていました」と語る細川護熙氏=東京都品川区、2023年8月
  •  参院本会議で政治改革関連法案を否決し、奥の自民党席で手をたたく議員たちを背景に、トップ会談後の記者会見で握手する細川護熙首相と河野洋平自民党総裁(上)、新党結成の記者会見で「日本新党」の名称を発表する細川氏(右下)のコラージュ
  •  インタビューで「日本も政権交代をすれば政治制度をはじめ、あらゆるものが変わるんですよ」と訴える細川氏
  •  政治改革関連法案を巡って開かれた連立与党と自民党のトップ会談。左から森喜朗自民党幹事長、河野洋平自民党総裁、細川護熙首相、小沢一郎新生党代表幹事=1994年1月28日夜、国会(肩書は当時)
  •  インタビューに答える細川氏

 政治改革を掲げて日本新党を結成し、歴史的な政権交代を果たした細川護熙元首相。選挙制度改革を自らの使命として実現させたが、そこには幾多の苦難や葛藤があった。あれから30年。曲折を経た今でも、政権交代こ...

残り 2602 文字
このページは会員限定コンテンツです。
会員登録すると続きをご覧いただけます。
無料会員に登録する
会員プランを見る
会員登録済みの方
この機能はプレミアム会員限定です。
クリップした記事でチェック!
あなただけのクリップした記事が作れます。
プレミアム会員に登録する ログインの方はこちら

トップニュース

同じカテゴリーの記事