鳥取県内は約2300人が試験臨む 大学入学共通テスト1日目

 大学入学共通テストは13日、鳥取県内では鳥取大の共通教育棟(鳥取市)と工学部(同)、医学部(米子市)、鳥取環境大(鳥取市)に試験会場が設けられ、約2300人が試験に臨んだ。テストの日程は2日間で、14日に2日目が行われる。

 鳥取大近くのJR鳥取大学前駅では、列車が到着すると、大勢の受験生が雨やみぞれが降る中を足早に会場へと向かう姿が見られた。今年は新型コロナ感染症が5類に移行し、消毒やマスク着用は任意だったが、昨年までと同様に保護者や教職員の付き添いの姿はなく、受験生らは緊張の面持ちで正門をくぐった。

 鳥取西高3年の女子生徒は「今まで頑張って勉強してきた実力を、試験で発揮したい」と意気込み、鳥取城北高3年の男子生徒は「全力を出して挑む。苦手教科の英語を特に頑張りたい」と話した。

 県内の志願者数は昨年の共通テストより68人少ない2293人だった。初日の教科ごとの受験者数は、地理歴史・公民2061人▽国語2167人▽外国語(筆記)2166人▽英語(リスニング)2158人。各会場とも、目立ったトラブルはなく終了した。

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