今季の活動と抱負報告 フィギュア・永見選手(米子市出身)が市長表敬

 米子市出身のフィギュアスケート選手、永見千代乃さん(21)=ノートルダム清心女子大3年=が、市役所で伊木隆司市長に今シーズンの活動を報告した。中四国・九州地区の大会で準優勝と結果を残したものの、終盤はけがで苦しんだシーズンを振り返り、来シーズンでの活躍を誓った。

 永見さんは世界選手権大会の第1次選考会を兼ねる昨年10月の中四国九州選手権大会(福岡市)で準優勝。大会後に足を疲労骨折し、今年1月の国民スポーツ大会(北海道苫小牧市)では補欠出場を余儀なくされ、試合に臨めなかった。

 16日に市役所を訪れた永見さんは「けがで自分の中で考えることができ、得るものも多い1年だった」とし、来シーズンは全日本選手権出場やインカレ入賞といった目標を設定。将来は次世代を育成しながら競技の魅力を多くの人に伝えたいとし、地元にもスケートリンクの整備を求めた。

 伊木市長は「われわれも思いを共有し、これからのスポーツ振興に力を入れたい」と話した。

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