雄大な景色と心地よい潮風を体感 山陰海岸ジオウオーク

 山陰海岸ジオパークを巡る「山陰海岸ジオウオークin因幡・但馬2023」(実行委主催、新日本海新聞社共催、鳥取信用金庫特別協賛)が14日、鳥取市のチュウブ鳥取砂丘こどもの国と兵庫県新温泉町居組の居組コミュニティセンターをスタートする2コースで行われた。両コースに参加した約320人は、日本海の雄大な景色と心地よい潮風を体感しながらウオーキングを楽しんだ。

 同海岸は2010年10月4日に世界ジオパークネットワークに加盟。09年に同ウオークが始まり、今年で15回目となった。居組―鳥取県岩美町陸上の5キロコースと、鳥取砂丘こどもの国―同町浦富の20キロコースの2コースでゴールを目指した。
 曇り空から時折日が差すウオーキング日和で、参加者はリアス海岸や鳥取砂丘など豊かな大自然の景観を楽しみながら歩みを進めた。ウオーキングが趣味という初参加の会社員、相見園子さん(51)=鳥取市青谷町青谷=は「地元とはまた違った景色で歩くのが楽しい。海がきれいで癒やされる。さすがジオパーク」と笑顔だった。

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