#2025美術館へのとびら -鳥取県の名品コレクション-【3】 鳥取藩政時代の画家たち

因幡画壇の黄金時代 作品収集や調査研究に力

  • 根本幽峨「琴棋書画図」(各140×69・7㌢、安富コレクション)。中国の文人高士がたしなむべき四つの教養を楽しむ人々の様子を描く。今年1月に県指定保護文化財となった=鳥取県立博物館
  • 土方稲嶺「糸瓜に猫図」(99・4×38・1㌢、君野コレクション)=鳥取県立博物館提供

 江戸時代後期、進取の気性に富んだ鳥取藩には個性豊かな画家たちが集い、“因幡画壇の黄金時代”と謳(うた)われる高度な絵画文化が花開いた。土方稲嶺(とうれい)、沖一峨(いちが)など藩お抱えの御用絵師(藩...

残り 1185 文字
このページは会員限定コンテンツです。
会員登録すると続きをご覧いただけます。
無料会員に登録する
会員プランを見る
会員登録済みの方
この機能はプレミアム会員限定です。
クリップした記事でチェック!
あなただけのクリップした記事が作れます。
プレミアム会員に登録する ログインの方はこちら

トップニュース

同じカテゴリーの記事