資格生かす進路選択に 鳥短大 栄養士のための企業説明会

 鳥取短期大は8日、生活学科食物栄養専攻の2年生25人を対象に「栄養士のための企業説明会」を鳥取短大で開いた。学生らは栄養士として採用実績のある企業の担当者から直接話を聞き、資格を生かした就職先選択の参考にした。

 説明会は、栄養士としての職業観を明確にして採用選考に進んでもらおうと、委託給食会社の採用担当者を招いて実施している。

 今年は5社が参加。学生らは五つのグループに分かれ、1社につき20分の説明に耳を傾けた。小原彩澄花さん(23)は「とても分かりやすかった。給食センターで働きたいが、医療系も魅力がある」と話した。

 これまでに鳥取短大の卒業生約60人を採用している日清医療食品中国支店の志社直輝課長は「ここは優秀な学生が多い。相手の立場になってコミュニケーションが取れ、向上心がある人材なら、ぜひ採用したい」と強調した。

 鳥取短大によると、参加した5社は毎年、1社あたり3~6人の採用実績がある。食物栄養専攻の学生のほとんどは、栄養士の資格を生かして就職しているという。

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