「犬派?猫派?」日本画特別展 山種美術館(東京都渋谷区)7月7日まで

  •  「洋犬・遊女図屏風」(17世紀、紙本・彩色、個人蔵)
  •  竹内栖鳳の「班猫」(1924年、絹本・彩色、山種美術館蔵)

 【初公開作品も】

 犬と猫を題材にした日本画の名作を紹介する特別展「犬派?猫派?」が東京都渋谷区の山種美術館で開かれている。7月7日まで。

 江戸時代に描かれた「洋犬・遊女図屏風」は初公開で、当時の日本では珍しかった洋犬がモチーフだ。近代の京都画壇をリードした竹内栖鳳の「班猫」(重要文化財)は、静岡県沼津市で偶然出会った猫に心引かれた栖鳳が、丹念な観察と写生で仕上げたといわれる。来館者は「班猫」をスマートフォンで撮影できる。

 小林古径や川端龍子ら東京画壇を代表する画家や藤田嗣治、現代作家の山口晃の作品まで、バラエティーに富む計50点以上が一堂に会す。

 一般1400円。月曜休館。問い合わせはハローダイヤル、電話050(5541)8600。

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