【ぷらっとTOKYO】都会の疲れを癒やすオアシス巡る 六本木、毛利庭園や公共アート

  •  パブリックアート。右奥は六本木ヒルズ森タワー=東京都港区
  •  毛利庭園。ハート形のパブリックアートは人気のフォトスポットだ=東京都港区
  •  「東京シティビュー」からの眺望。中央右は東京タワー=東京都港区
  •  六本木トンネルの壁画=東京都港区
  • 六本木トンネルの壁面にある「ジッパー」

 東京・六本木と言えば「夜間でも明るい繁華街」をイメージする人も多いのでは。その印象を覆す、都会での疲れを癒やしてくれる場を求めて周辺を歩いた。

 都営地下鉄大江戸線の麻布十番駅を起点に、活気あふれる麻布十番商店街を抜け、六本木ヒルズ方面に。高級ブランド店が軒を連ねるメインストリート「六本木けやき坂通り」を上り、テレビ朝日社屋側に曲がっていくと「都会のオアシス」が、姿を現す。本格的な回遊式の日本庭園「毛利庭園」だ。

 江戸時代に大名屋敷の庭園として誕生。2003年、宇宙飛行士の毛利衛さんらが、宇宙で誕生したメダカの子孫を放流した池を中心に、コンパクトながら滝や渓流までそろう。桜や紅葉といった四季折々の様相を楽しめ、恋人らからフォトスポットとして人気を集める、ハート形のパブリックアートも際立つ。

 庭園でリフレッシュした後は、普段はせわしなく見える街並みを俯瞰したいと、六本木ヒルズ森タワー52階にある展望台「東京シティビュー」へ。青空に映える東京スカイツリーや東京タワーをはじめ、著名な建造物を一挙に見渡せ、気持ちも晴れやかになった。周辺に「サントリー美術館」など名だたるアート施設がそろう中、展...

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