世界にテクノブームを巻き起こした「イエロー・マジック・オーケストラ(YMO)」のドラマーで、昨年1月に死去したミュージシャン高橋幸宏の展覧会が東京・代官山ヒルサイドテラスで始まった。6月9日まで。
展覧会「YUKIHIRO TAKAHASHI COLLECTION Everyday Life」は、愛用していたドラムセットや衣装、幼少期からの写真、著書の直筆原稿など多数を展示。高橋の業績をたどり人物像に迫る。ライブの映像と音源を観賞できるコーナーや、自宅リビングを再現した一角も設けた。
7~9日には、音楽ユニット「ザ・ビートニクス」で組んだ鈴木慶一や、「METAFIVE」で組んだ小山田圭吾らゆかりの人々が登壇するトークライブも実施。
高橋の好きな数字にちなんで一般鑑賞チケットは6600円。収益の一部は、盟友の故坂本龍一が立ち上げ、高橋自身も発起人の一人となった森林保全団体に寄付される。問い合わせはホットスタッフ・プロモーション、電話050(5211)6077。