しなやかで軽やかな価値観 原宿のガールズパワー【シトウレイの街角スタイル研究所 2024年夏編】

  •  「PIN NAP」ディレクター/バイヤーのマイナちゃん=6月、東京・原宿
  •  「PIN NAP」スタッフのエレンちゃん=6月、東京・原宿
  •  「PIN NAP」の店内。幅広いアイテムが並ぶ=6月、東京・原宿
  •  「PIN NAP」の店長/マネジャーのリョウカちゃん=6月、東京・原宿
  •  「YELLO」の星あやさん=6月、東京・原宿

 シトウレイです。こんにちは! 今、東京・原宿では強くてリベラルなガールズパワーが花開こうとしているんです。その様子をお届けします!

 「どんな女の子も自由になれるセーフティースペースをつくりたくって」と語ってくれたのは、ビンテージ・セレクトショップ「PIN NAP(ピンナップ)」のディレクター/バイヤーのマイナちゃん。お店のオリジナルTシャツには英語で「嫌な相手には『ありがとう』」というメッセージがプリントされている。包み込んでのみ込んでしまおうというのは、まさに女の子ならではの、この世界に対する戦い方!

 お店のアイテムはテイストもサイズも幅広い。「誰でもおしゃれを楽しむ権利がある。どんな女の子にもそれぞれの良さを生かしてファッションを楽しんでほしいんです」とマイナちゃん。「世の中の『美の基準』に当てはまっていないと思い込んで、それをコンプレックスと捉えて自分を否定しないでほしいし、苦しんでほしくない。女の子には、それぞれの美しさを自分の中で確立して、自信を持って生きてほしいんです」

 「顔が小さい」「清楚」「すらっと手足が長い」…。多様性をうたう2024年の日本でも、そうした暗黙の「美...

残り 696 文字
このページは会員限定コンテンツです。
会員登録すると続きをご覧いただけます。
無料会員に登録する
会員プランを見る
会員登録済みの方
この機能はプレミアム会員限定です。
クリップした記事でチェック!
あなただけのクリップした記事が作れます。
プレミアム会員に登録する ログインの方はこちら

トップニュース

同じカテゴリーの記事