綾野剛「“とち”狂って抽出されたものが魅力に」 ネトフリドラマ「地面師たち」

  •  完成報告会に登場した豊川悦司(左)と綾野剛=東京都港区
  •  完成報告会に登場した(左から)大根仁監督、小池栄子、豊川悦司、綾野剛、北村一輝、ピエール瀧=東京都港区

 ネットフリックスで7月25日に配信が始まるドラマ「地面師たち」(全7話)の完成報告会が東京都内で開かれ、ダブル主演を務めた俳優の綾野剛と豊川悦司が登場した。

 実際にあった巨額詐欺事件に着想を得た新庄耕の同名人気小説が原作で、不動産売買を餌に金をだまし取る詐欺師集団・地面師の暗躍を描く。

 交渉役を演じた綾野は「テイクを重ねていくうちに(皆さんの)新しい一面が見えてくる。現場でどんどん“とち”狂って、抽出されたものが作品の魅力に変わっている」と土地に狂わされる登場人物たちにかけて撮影を振り返った。

 首謀者役として、圧倒的な狂気と威圧感を体現した豊川は「やりがいのある面白い役をいただいた。近年まれに見る素晴らしいエンターテインメントができあがった」と自信をのぞかせた。

 100億円規模の詐欺を働く作品にちなんで、100億円があったらどうするかを聞かれた綾野は「シリーズものを3本作りたい」と俳優らしく回答。豊川は「本当にお金が必要な人のところに配って回りたいって言ったらちょっと優等生っぽいかもしれないけど…」としつつ、最終的に「僕もシリーズものを作ろうかな」と綾野に同調して不敵な笑みを浮かべた...

残り 38 文字
このページは会員限定コンテンツです。
会員登録すると続きをご覧いただけます。
無料会員に登録する
会員プランを見る
会員登録済みの方
この機能はプレミアム会員限定です。
クリップした記事でチェック!
あなただけのクリップした記事が作れます。
プレミアム会員に登録する ログインの方はこちら

トップニュース

同じカテゴリーの記事