漫談家・街裏ぴんくさんインタビュー(下)変わらぬ情熱、新たな挑戦

  •  ポーズを取る街裏ぴんくさん=5月28日、東京・東新橋の共同通信社(撮影・小島健一郎)
  •  インタビューで笑みを浮かべる街裏ぴんくさん=5月28日、東京・東新橋の共同通信社(撮影・小島健一郎)
  •  インタビューでおどけた表情の街裏ぴんくさん=5月28日、東京・東新橋の共同通信社(撮影・小島健一郎)
  •  ポーズを取る街裏ぴんくさん=5月28日、東京・東新橋の共同通信社(撮影・小島健一郎)
  •  ポーズを取る街裏ぴんくさん=5月28日、東京・東新橋の共同通信社(撮影・小島健一郎)

 3月の「R-1グランプリ2024」でピン(1人)芸人日本一に輝き、10倍に急増した仕事で多忙を極める漫談家・街裏ぴんくさん。2週にわたってお届けするロングインタビューの(下)では、独演会への変わらぬ情熱と、ロケ番組や俳優など芸の幅を広げる新たな挑戦について語ってもらった。

   ×   ×   ×

 ▽夢はある

 ―R-1優勝で仕事の幅が広がりましたか。

 やったことがない仕事も随分もらうようになりました。今までできなかったことをめちゃめちゃやれてます。苦手かなと思ってたのに、実際にやってみると、これ楽しいやん、というような発見がありますね。R-1で優勝してなかったら、できなかったはずの経験なんで、ほんまありがたいです。

 ―2022年に漫才日本一を決める「M-1グランプリ」勝者となったコンビ、ウエストランドの井口浩之さんが「M-1に夢はあるけど、R-1には夢がない」って言ってましたね。

 ばかなこと言ってくれちゃって。R-1には、めちゃめちゃ夢ありますよ。自分がこれまでやってきたことを、一気にパッと世間に広げるチャンスをもらえた。仕事は急増しましたけど、R-1に夢があるっていうのを証明するのは...

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