山本四段が初優勝 全日本アマ将棋名人戦県予選 9月の全国大会に県代表として出場

 第78回全日本アマチュア将棋名人戦鳥取県予選大会(日本将棋連盟鳥取支部、新日本海新聞社主催)が7日、鳥取市富安2丁目の日本海新聞ビル5階ホールであり、倉吉市の会社員、山本大和四段(24)が初優勝を飾った。山本さんは9月に東京で開かれる全国大会に県代表として出場する。

 中学生から70代まで28人が参加。持ち時間20分(時間切れ後30秒の秒読み)のトーナメント方式で競った。開会式で同支部の伊吹和芳支部長は「久しぶりの参加者もいる。頂点を目指して頑張ってほしい」とあいさつした。

 頂上決戦は初の決勝進出を果たした山本さんと、2年連続3回目の優勝を狙う塩見晴義五段(32)=米子市=による若手同士の対戦。最初は千日手で先手、後手を替えて指し直し。お互い時間がなく際どい勝負が続き、塩見さんに勝ち筋があったが時間に追われ、山本さんが逆転した。

 山本さんは「苦しい戦いが続いたが積極的に攻めたことが勝ちにつながった。全国大会では予選を突破して上位を目指したい」と意気込んだ。

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