智頭ふるもの市

智頭ふるもの市

 智頭町、若桜町、鳥取市鹿野町の山あいの宿場町で暮らす移住者4人が、使われなくなった古いたんすや農耕具、着物などを一堂に展示する「智頭ふるもの市」を6日、智頭駅前のどうだん広場で初開催する(雨天の場合は旧河村石油スタンド)。午前11時~午後4時。

 出店するのは、智頭町の家具職人、高橋将人さん(28)=埼玉県出身、陰山愛さん(28)=福島県出身、若桜町のイラストレーター、ひやまちさとさん=鳥取市鹿野町出身、同町の地域おこし協力隊、津田夏海さん(34)=大阪府出身。

 イベントなどで知り合ったのをきっかけに、それぞれが暮らす地域に根付いた暮らしで使われる道具やたんす、蔵や倉庫に保管されていた代々受け継がれる逸品を展示し、多世代の人がつながる場にしようと企画した。展示のほか、それぞれの地域の飲食の出店もある。

 家具や道具の修理を依頼されることが多いという高橋さんは「その品にまつわるストーリーを聞かせてもらうことが多く感慨深い」と話す。陰山さんは「昔の記憶や思い出も込めて人から人へつなげられる機会になれば」と話している。

会場 智頭駅前どうだん広場
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