文化振興の歩みたたえる 米子 森田尾山さん出版祝賀会

 米子市淀江町の書家で伯耆書院を主宰する森田尾山さん(82)の作品集「力(りき)耕(こう)不吾欺(われをあざむかず)」の出版祝賀会が11日、米子市明治町の米子ワシントンホテルプラザで開かれた。出席者約170人が地域文化の振興に尽くした歩みをたたえ、一層の活躍に期待した。

 自分史を含む集大成となった作品集のタイトルは「田畑を力を込めて耕せば、実りは耕した人を欺かない」の意。森田さんは「前を向いて励めば出会いが出会いを呼び、新たな展開を生むことを身をもって体験してきた」と述べ、関係者の支えに感謝した。

 発起人を代表し、社会福祉法人こうほうえん会長の広江研氏が「米子の文化の発展のためにこれからも頑張ってほしい」と激励。鳥取県書道連合会の柴山抱海会長らが祝辞を述べた。

 森田さんは、その歩みを題材にした曲「人生暦」を、作詞作曲した石田光輝さん、箏演奏家・大西瑞香さんと共に歌い、盛んな拍手が送られた。

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