VOICE(ボイス) NO.34 池原正雄さん(73)元兵庫県温泉町町長

平和への願い一途に 吉永さん池原さん「夢千代」へ思い熱く

  • 夢千代館の被爆アオギリ(右)と時計回りに夢千代日記の紹介コーナー、陶器の原爆ドーム=写真はコラージュ
  • ハンセン病問題にも取り組む池原正雄さん(妻の喜美代さん提供)
  • 子どもたちを前に、ギターを肩に掛けて平和学習する池原正雄さん(妻の喜美代さん提供)

 吉永小百合さんが胎内被爆した芸者を演じるテレビドラマ『夢千代日記』は、兵庫県温泉町(現・新温泉町)の湯村温泉を舞台にした1980年代の人気シリーズだ。夢千代ブームの面影が2004年開設の夢千代館に残る。現地を訪ねると、緑の葉を広げた被爆アオギリがあった。寄贈者は鳥取県倉吉市の池原正雄さん。「一本筋の通った人」。開設当時の馬場雅人町長が平和を願う吉永さん、池原さんに見いだした共通点である。 

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