鳥取ロータリークラブ(船本源司会長)の第30回米原穣パストガバナー賞に、開館20周年を迎えた「鳥取県立とっとり賀露かにっこ館」(尾崎雅雄館長)が選ばれた。8日にJR鳥取駅前のホテルニューオータニ鳥取で授与式があり、船本会長から尾崎館長に賞状と副賞が手渡された。
かにっこ館は、2003年8月10日開館。鳥取県を代表する水産資源の「カニ」を中心とした海の生き物を展示し、生態系を紹介して県の観光や水産振興などに貢献している。尾崎館長は「地元や水産・観光関係者、来館してくださった皆さま方の情熱と愛情があってこそ。今後も愛される館に向けて努力を続ける」と受賞を喜んだ。
同賞は、鳥取ロータリークラブ設立などに尽力した故米原穣氏の遺徳を記念して1995年に創設された。鳥取県東部で文化や地域活動などで顕著な業績、取り組みのあった個人、団体に贈られている。