鳥取からスター発掘へ 中高生対象に「星フェス」 県が音楽イベント 出場者を募集

 未来のミュージシャンが集合-。鳥取県は、アーティストの卵を応援しようと中学・高校年代の若者を対象にした音楽イベント「キャッチ ザ スター ミュージックフェス(星フェス)」を11月10日、鳥取市のとりぎん文化会館で開く。バンド、弾き語り、カラオケなど多様な出演スタイルを用意した。出場無料。

 ポップス、ロックなどの音楽活動を行う県内の中高生にとって、これまで少なかった自己表現やパフォーマンスの場をつくろうと初めて企画した。県内の音楽関係者や保護者、大学生などでつくる実行委が主催し、県と県教委が共催する。

 出場者の対象は、県内の学校に通う中高生か、県内在住の高校年代の若者。学校の部活単位での応募は対象外だが、部内の有志で構成するグループは参加できる。ステージで使用する楽曲は、アーティストの作品でも自身の作品でも可能。出場希望者は9月17日午後5時までに申し込む。

 パフォーマンス動画を撮影し、ユーチューブに投稿。県ホームページ「とりネット」か申込用紙で、動画URLやメンバー構成などを記載し応募する。選考結果は9月末までに決める。

 出場部門は、カラオケやアカペラなどのボーカル部門と、バンド(インストゥルメンタル含む)や弾き語りなどの演奏・バンド部門の2種類。合計10グループ程度の出場を想定する。イベントでは、実行委やゲストが選ぶ「ベストパフォーマンス賞」と、会場投票による「オーディエンス賞」を決める。

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