市長、梨のPR約束 JA鳥取中央2種類贈呈 収量減予想報告受け

 本格的な出荷シーズンを迎えた鳥取県の特産、梨をPRするため、JA鳥取中央倉吉梨生産部(大野俊一部長)は6日、倉吉市の広田一恭市長に「新甘泉」と「二十世紀梨」を贈った。カメムシ被害で収量の減少が予想される中、広田市長はPRを約束した。

 市役所で贈呈式があり、大野部長と岸田佳人副部長が広田市長に1ケース(5キロ)ずつを贈呈。大野部長は気温上昇によりカメムシが大量発生し、袋かけ前に多くの被害が遭ったことを報告し「収量が当初計画より2割近く減る見通し。一つ残らずさばきたい」と支援を要請。試食した広田市長は「生産者の努力で素晴らしい出来栄え。国内外で味わってもらえるよう、しっかりPRしたい」と応じた。

 広田市長らは、同JAと倉吉シティホテルが共同開発した新作スイーツ「倉吉梨のパンナコッタ」も試食し「シャリ感が残っている」「おいしい」などと太鼓判を押した。(井田慎一)

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