小学生を対象にした「エコアイデアコンテスト2023・第31回夏休みリサイクルアイデアコンテスト」(鳥取県、新日本海新聞社主催、県西部広域行政管理組合共催)の西部地区審査会が12日、米子市両三柳の新日本海新聞社西部本社であり、入賞作品32点が決まった。県教育長賞に増井康介君(福生東小3年)、エコトリピー賞に大谷彩華さん(福米西小6年)が輝いた。
身の回りの廃品を再利用したエコ工作の部(上学年・下学年)に299点、暮らしの中で無駄遣いを減らす取り組みを紹介するエコスクープの部に32点の応募があった。主催・共催者や協賛企業・協力団体の担当者らが実用性や芸術性、オリジナリティーを重視しながら審査した。
増井君のエコスクープ「グリーンカーテンで電気のむだづかいをへらそう!」は、種をまいて育てたアサガオとヒョウタンで窓にグリーンカーテンを作り、エアコンの電気を節約する取り組みを写真を交えて紹介した。大谷さんのエコ工作「ほんにやさしいかばん」は、外が破れた保冷バッグに折れた傘の布を縫い付け、入れた本が傷まないかばんを作った。
佳作を除く入賞作品を23、24両日の市児童文化センターを皮切りに、夢みなとタワー(境港市)、米子信用金庫北支店(米子市)の3カ所で展示する。