日本遺産「地蔵信仰が育んだ日本最大の大山牛馬市」をPRするため、牛馬市を現代版として復活させるイベント「牛馬の聖地 大山ドリームカーフェスタ2024」が22日、大山博労座駐車場(大山町大山)で開かれた。牛馬になぞらえたスーパーカーが全国から集結し、博労座に往時のにぎわいがよみがえった。
官民でつくる実行委員会が昨年から開催。会場にはエンブレムが跳ね馬のフェラーリや雄牛のランボルギーニなど35台が展示され、大山寺とコラボしたスーパーカーにちなんだお守りも販売された。
日本遺産のミニ講演や地元事業者による飲食屋台の出店もあり、雨にもかかわらず、多くの愛好家や親子連れらが来場し、スーパーカーの写真撮影などを楽しんでいた。
実行委会長の竹口大紀大山町長は「あいにくの雨でもこんなに人が集まり、スーパーカーや大山に興味を持ってもらい感謝している。日本遺産をご存知ない方も、イベントを通じて博労座で牛馬市が開かれていたことを知ってほしい」と話した。