宇宙へ思いはせ せきがね星空観察会 「クレーター見えた」望遠鏡で月や土星

 NPO法人養生の郷(増田英之理事長)は、倉吉市関金町関金宿の関金都市交流センター周辺で「せきがね星空観察会」を開いた。家族連れなど22人が参加。月や星を観察するなどし、夜のひと時を楽しんだ。

 講師は、倉吉自然科学研究会の小川敦司さんと松本博久さんが務めた。当初は雨模様だったため、同センター内でプロジェクターに中秋の名月や土星、夏の大三角などを映し、参加者は宇宙へ思いをはせた。

 天候が回復し、雲の切れ間に月が見えるようになると、参加者は屋外で天体望遠鏡をのぞいて月や土星などを観察した。

 家族と参加した関金小の進木貴仁さん(8)と菜奈未さん(9)は「月が大きく見えた」「クレーターも見えたよ」とうれしそうに話した。

 VR(バーチャルリアリティー)ゴーグルの装着体験もあり、鳥取砂丘など県内の観光地やそこから見える満天の星空のVR映像を見た子どもたちは「きれい」「流れ星だ」と大喜びしていた。

 次回は11月23日に開催する。問い合わせは電話0858(45)3988。

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