「共食」いかが、地域食堂開始 調理や食事、外出の楽しみに 高齢化進む江府・俣野地区

  • 手際よく調理をするボランティアの住民ら=江府町俣野の俣野ふれ愛学舎

 江府町の中心地から約10キロ離れた山あいにある俣野地区。65歳以上の高齢者が住民の54%(15日現在)を占める同地区で、今年5月から地域食堂「俣野ふれあい食堂」の取り組みが始まった。高齢者の独居世帯などが多く、一緒に食事をする「共食」の機会をつくろうと江府町社会福祉協議会が実施。調理や配膳などの運営には地域のお年寄りたちが携わっている。

 午前10時、旧俣野小を活用した「俣野ふれ愛学舎」(同町俣野)の家庭科室からはトントンと食材を刻む小気味よい音が響く。この日は、毎週木曜(第4を除く)にある「俣野ふれあい食堂」が開かれる日。同社協の職員と一緒に昼食の準備をするのは70~90代のボランティアの住民たちだ。

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