中部防火・防災委員会などは、倉吉市福守町の天神川河川防災ステーションで中部防災フェアを開いた。消防車両の展示や災害の疑似体験など多彩な催しが繰り広げられ、多くの親子連れらでにぎわった。
フェアは、防火・防災意識の普及啓発を目的に実施。コロナ禍の休止を経て、5年ぶりに開催した。
会場には、煙体験ハウスや起震車による災害の疑似体験や、水平に張ったロープにぶら下がるロープ訓練体験などさまざまなブースが出展。放水体験では、子どもたちが小さな防火服に身を包み、消防士のサポートを受けながら消火活動に挑戦した。
また、消火戦隊ケスンジャーによる寸劇が披露されたほか、国土交通省が災害対策機械を展示した。
同市内から父親と訪れた佐伯栄斗ちゃん(5)は「(放水体験は)ホースが重かったけど楽しかった」と話した。