研究利用されたチンパンジーが暮らす安息の地

せめて快適な余生を、「境界から」㊸米ルイジアナ州

  •  米ルイジアナ州の「チンプヘイブン」では約300頭のチンパンジーが余生を送る。人間のように高齢化と肥満が悩みの種だという=2024年8月(撮影・鍋島明子、共同)
  •  米ルイジアナ州にある保護施設「チンプヘイブン」創設メンバーのエイミー・フルツ。チンパンジーのメロディーがフェンス越しにフルツの様子を観察する=2024年8月(撮影・鍋島明子、共同)

 ひなたぼっこしていたが人の気配を感じて立ち上がる。のっそりと後ろ脚で歩き、指で頭をボリボリ。メスのチンパンジー「メロディー」はすでに44歳。フェンス越しににらめっこするように、大きな目でこちらをじっ...

残り 2141 文字
このページは会員限定コンテンツです。
会員登録すると続きをご覧いただけます。
無料会員に登録する
会員プランを見る
会員登録済みの方
この機能はプレミアム会員限定です。
クリップした記事でチェック!
あなただけのクリップした記事が作れます。
プレミアム会員に登録する ログインの方はこちら

トップニュース

同じカテゴリーの記事