【原発事故5000日】風化防ぐ民間伝承施設 大阪公立大の除本理史教授

草の根の経験を伝える

  •  福島県いわき市の「原子力災害考証館furusato」で、展示について説明する里見喜生さん(右)=2021年3月
  •  除本理史・大阪公立大教授
  •  福島県南相馬市に被災地の実情を伝える美術館「おれたちの伝承館」を開設した写真家の中筋純さん=本人提供、2023年
  •  福島県楢葉町の宝鏡寺にある「伝言館」を訪れた大学生らに、平和への思いを語る早川篤雄住職(右)と立命館大の安斎育郎名誉教授(左)=2021年8月
  •  福島県双葉町の東日本大震災・原子力災害伝承館=2023年8月

 東京電力福島第1原発事故が発生してから5千日がたつ。時間の経過にしたがって人々の関心は薄れ、政策的にも原発回帰が強まっている。3・11を直接体験していない子どもたちも増えており、当時の経験や記憶を継...

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